- スポンサーサイト
- 阪急電車
-
2011.04.30 Saturday
今日は先週に引き続き映画を観にいきました。
観たのは有川浩氏原作の「阪急電車」
私は嘗て阪急電車沿線に住んでいたことがあり、題名を見た瞬間に本を手に取りました。この小説では今津線沿線が舞台となっていますが私は宝塚線沿線に住んでいました。
電車の中って見知らぬ人々が偶然に乗り合わせるだけですが(通勤や通学では毎朝同じ顔をお見かけすることも多いですけど)、人には各々の人生に背負ったものがあるわけで、乗り合わせた人の数だけドラマがあります。そのドラマが電車内で偶然に交差した場合にそこで生まれる些細な出来事が、周りのほとんどの人には無関係でも、当事者にとっては人生の大きな転機に繋がることもあり得るわけで、そのような日常における人生の機微を描いた感じの作品です。全体的にほのぼのとした雰囲気で心温まる物語です。
映画のほうも、原作には及ばないものの作品の魅力を十分に引き出していたと思います。
ただ、原作のエピソードが一つカットされていて、これがとても素敵なエピソードなので残念です。”LISMOドラマ”で配信されているみたいですけどDVD化の際に一緒に収録してくれないかなぁと思います。
今回も予告編を貼らせていただきます(^^)
- マグネットの野球日記2011.4.29
- ダンシング・チャップリン
-
2011.04.23 Saturday
今月は本来の予定が大幅に変更になった上、急な葬儀(葬儀は大抵急ですが・・・)で九州に行ったりして、結構疲れも溜まってしまったんですけど、今日は久々に気分転換で映画を観にいってきました。
観たのは「ダンシング・チャップリン」
主演:ルイジ・ボニーノ/草刈民代
監督:周防正行
周防監督の作品はどれもがインパクトが強く心に残るものばかりです。しかも今回はバレエとチャップリンがテーマということもあり期待が高まります。とは言っても私はバレエには全く詳しくないですし、チャップリンの映画を観たこともありませんf(^^;)
そんな私でも楽しめてしまう素晴らしい映画です。
この映画は振付家のローラン・プティのバレエ作品「チャップリンと踊ろう」を映画化したものですが、第一幕<アプローチ>と第二幕<バレエ>との2部構成になっています。
第一幕<アプローチ>は一言で言えば第二幕のメイキングのような内容です。
第二幕<バレエ>の演出構想についての周防監督とプティ氏との攻防にもドキドキしますが、何といってもルイジ・ボニーノの素敵な人柄に完全にノックアウトです。その優しく含蓄のある言葉で草刈さんにレッスンを付けている場面だけでも観る価値があります。お二人のプロ意識の高さには本当に恐れ入ります。そして第二幕<バレエ>では一流ダンサーたちの華麗なパフォーマンスを存分に楽しみました。同時に草刈さんがこれで引退してしまったのは本当に勿体無いなぁとも思いました。
いやぁ、映画って本当にいいもんですね〜(笑)
4/27追記:chachatさんのマネをして予告編を貼ってみました。
- 2011年 プロ野球開幕!
- ハイドシェック2011来日延期
-
2011.04.05 Tuesday
大変残念なことですが東日本大震災の影響により
ハイドシェックの来日が延期となりました。
現状では仕方の無いことだと思います。
詳しくは
コンサートイマジンさんのHP(来日延期のお知らせ)
でご確認ください。
- ハイドシェックのSACD
-
2011.04.04 Monday
先月SACDにハマっているという記事を書きましたが、
実はハイドシェックのSACDが存在します。
これはソニー「CDクラブ」の会員向けに頒布されているもので一般には販売していません。いわば裏メニュー的な感じなものですが会員になれば誰でも購入できます。
内容は「宇和島ライブ」からベートーヴェンだけをチョイスし2枚組みに再編集したものです。
◆CD1
ピアノソナタ第8番「悲愴」
ピアノソナタ第14番「月光」
ピアノソナタ第23番「熱情」
◆CD2
ピアノソナタ第17番「テンペスト」
ピアノソナタ第9番
ピアノソナタ第26番「告別」
創作主題による32の変奏曲
発売されてから「どうしても欲しいなぁ」と強く思っていたのですが、私はこの手のクラブの会員になるのは面倒くさい上に余計なCDも購入しなくてはならなくなるので一切関わらないことにしています。
でも強く思っていると不思議と縁はあるもので、先日の「宇和島ライブCDのライナーノート」の記事を書くにあたって、ほとんど所有していなかった1997年盤を入手するために都内の中古CD屋さんを巡っていたところ、何と!このSACDを発見。もちろん即購入です。その後さらにもう一組発見しこれも購入。1ヶ月の間に2セットも手に入れることが出来ました。しかもとても安く
音質はSACDの長所が活かされておりとても素晴らしいです。
「宇和島ライブ」の本番の様子については、ライナーノートの宇神幸男氏の筆力によってその場の雰囲気を感じ取ることが出来るのですが、このSACDで聴くと、まさに宇神氏が書かれているような世界が展開されており、ピアノの音が生々しくホールの残響まで感じられ、まるでその場に居合わせているような感覚になります。
こんなに素晴らしいものが一部の限られたところでしか入手できないのは本当に勿体無いと思います。一般発売されるといいなぁと強く思うばかりです。
- マグネットの野球日記2011.4.2
-
2011.04.02 Saturday
高校野球では毎日熱い戦いが続いていますが、
私も野球シーズンに突入しました。
スノーボードの方は震災の影響でバッジテストを受ける前に終わってしまいました
野球のほうも公式戦は2大会が中止で1大会が延期に。
それでも今日は練習試合でしたが久々に野球をしました。
一応結果は・・・
8−5で勝ちました
練習試合とはいえ勝つに越したことはありません。
私は7番セカンドでスタメン出場。
一応成績は・・・
3打席3打数1安打2打点2三振
第一打席:2回裏先頭打者で三振。
第二打席:4回裏ツーアウト満塁でレフト前ヒット。
第三打席:6回裏ノーアウト・ランナー1塁で三振。
今年初めての試合としてはまずまずでした。
実は今年から打撃フォームを大幅に変えることにしました。
今まで左打席で打っていましたが、それを右打席で打つことに。元々どちらでも打てるのですが一長一短あって、右打席はパワーはありますがミートがだめ。左打席はミートは出来るがパワーが無い。駄目そうでしたら左打席に戻すかもしれませんけど、とりあえず結果も出ましたししばらく続けようと思います。
- 宇和島ライブCDのライナーノート
-
2011.04.01 Friday
今日から4月。そう!ハイドシェックがやってきます。今年のツアーでは何といっても「宇和島公演」が復活するのが大きな喜びです。「宇和島公演」はご存知のとおりハイドシェックの大ファンでもある作家の宇神幸男氏が企画し実現しました。
かつて「宇和島公演」は1989年、1991年、1994年と3回にわたって行われており、このときに録音された全4枚のCDがヒットしたというのはファンの間ではよく知られていることだと思いますし、これらのCDについては拙ブログでも一昨年の8月にに紹介させていただきました。宇和島ライブシリーズは1997年及び2006年と2回再発売されていますが、実はライナーノートの中身も変化しております。
初出盤
1997年再発盤
2006年再発盤(現行盤)
CDのライナーノートには宇野功芳氏の解説とともに宇神氏の熱い文章が掲載されています。宇和島シリーズが発売された当時、ハイドシェックに関する情報はほとんど無く、宇神氏のライナーノートの文章は私にとってハイドシェックに関する貴重な情報源でした。特に「宇和島2」と「宇和島3」では見事なハイドシェック論が展開されているのですが、中には「ここまで書いて大丈夫なのだろうか」と思うようなところが無いわけではないのですが・・・f(^^;) ところが1997年再発売時のライナーノートでは宇神氏の文章はタイトルが変更され、何箇所か書き換えられられて、「宇和島2」と「宇和島3」では大幅なカットもされました。
以下に簡単に違いを書いて見たいと思います。
◆「宇和島1」
1990年初出盤:TECC-28036
1997年再発売盤:TECC-20176
2006年再発売盤:KDC5
初出盤、1997年盤ともに3ページ半で内容も大きな違いはありません。初出盤にはホテルでくつろいでいる写真が1枚掲載されていますが1997年盤ではカットされています。
2006年盤は初出盤の文章を転載しています。
◆「宇和島2」
1991年初出盤:TECC-28082
1997年再発売盤:TECC-20177
2006年再発売盤:KDC6
初出盤は12ページに及ぶ力の入った文章ですが1997年盤は僅か2ページと大幅減。 初出盤には滞在中の様子や演奏会の様子が詳細に書かれています。 また以前拙ブログに一部掲載したものを含め素敵な写真が12枚も掲載されていますが1997年盤では全てカット!2006年盤は1997年盤の文章を転載しています。
◆「宇和島3」
1991年初出盤:TECC-28090
1997年再発売盤:TECC-20178
2006年再発売盤:KDC7
こちらも「宇和島2」と同様初出盤は曲目解説を含め12ページ半に渡る気合の入った文章ですが1997年盤は5ページ余。 初出盤にはセッション録音の様子や宇神氏のハイドシェック論が展開されています。 今回のツアーのタイトル「孤高の巨匠」という言葉も使われているのですが1997年盤ではカット。 初出盤では素敵な写真が5枚掲載されていますが再発売盤では全てカット。2006年盤は1997年盤の文章を転載しています。
◆「宇和島4」
1995年初出盤:TECC-28174
1997年再発売盤:TECC-20179
2006年再発売盤:KDC8
初出盤3ページ、1997年盤2ページ半で内容も大きな違いはありません。
2006年盤は初出盤の文章を転載しています。
【番外編】
宇和島ライブではないですが、以前紹介させていただいた「ケンプ追悼ライブ(TECC-28117)」のライナーノートにも 宇神氏の文章が掲載されています。宇神氏はこの演奏会を聴きに行っておられて、その際にハイドシェック家を 訪問されているのですがその時の様子が詳細に書かれています。でも不思議なことに同じCD番号なのですが、宇神氏のこの文章は発売初期にプレスされた盤には掲載されていますが後期プレス盤では全てカットされています。
初出盤における宇神氏の文章は何とかハイドシェックを復活させたいとの意気込みが強く感じられますし表現も生々しいので、まるで自分がその場に居合わせたような気分になります。再発売盤の「宇和島2」と「宇和島3」は、3ページ程度に無理やり要約した感じなのですが、初出盤の内容を補っている部分もあり両方を読むことでより理解が深まるような気がします。