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内田光子 ピアノリサイタル

今日はサントリーホールへ内田光子さんのコンサートに行ってきました。


2009年11月27日(金) 開演19:00  
場所:サントリーホール   
演奏:内田光子(ピアノ)
【プログラム】 
 ・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調K310
 ・クルターク: Fisのアンティフォニー (『遊び』2から)
 ・J.S.バッハ:『フーガの技法』BWV1080から コントラプンクトゥス1
 ・クルターク:ころがりっこ (『遊び』3から)
       :肖像画(3) (『遊び』3から)
       :泣き歌(2) (『遊び』3から)
       :クリスティアン・ウォルフを想って(うつらうつらと)(『遊び』3から)
 ・J.S.バッハ:フランス組曲第5番BWV816から サラバンド
 ・クルターク:終わりのない遊び(『遊び』3から)
 ・モーツァルト:ロンドイ短調K511

     *****休  憩*****

 ・シューマン:幻想曲 ハ長調 op.17

     *****アンコール*****

 ・シューマン:『謝肉祭』から「告白」
  ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109から第1楽章

とても素敵なコンサートでした。
モーツァルトのピアノソナタ8番はやや霞がかかったような雰囲気で、
幻想的な感じで、シュールな世界にいるような感覚でした。
ただ単に私が「ぼーっ」としていただけかもしれませんが・・・(笑)
クルタークからモーツァルトのロンドまではひとつのシリーズとして
まとめて演奏していましたがこれがとても素晴らしかったです。
現代作曲家のクルタークの作品の中にバッハを組み合わせていますが、
これが見事なまでにマッチしていてまるで一編のドラマを見ているかのようでした。
特にバッハのフランス組曲5番のサラバンドが美しい演奏でした。
実はクルタークの自作自演のCDがあるのですが、このCDでもバッハを
組み合わせて独特の世界を描き出しています。

ECM 1619 453511-2

そしてモーツァルトのロンドを最後に持ってきていましたが、
これがまた見事にハマっていて演奏も今日のベストだったような気がします。
こんなにも深い悲しみを表出した演奏を初めて聴きました。
後半のシューマンも情熱的な素晴らしい演奏でした。
そして、何といってもアンコールの2曲がとびきりの美しい名演奏だったと思います。
特にベートーヴェンは私の好きな曲なのでとてもうれしかったです。

author:マグネット(magnet), category:コンサート, 23:55
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ル スコアール管弦楽団第27回演奏会

一昨日札幌から帰ってきて昨日はとても暖かかったので、
「やっぱり関東はあたたかいなぁ」とか思っていたら、
今日はとんでもなく寒くて「札幌と変わらん!」てな感じの中
朝起きたら体調もよく時間もあったので(←簡単に言えばヒマなだけです・・・笑)、
急遽適当なコンサートをネットで探して出かけました。


2009年11月22日(日) 開演14:00  
場所:すみだトリフォニーホール(大ホール)   
指揮:田部井 剛
演奏:ル スコアール管弦楽団
【プログラム】 
 ・C.ニールセン:ヘリオス序曲作品17
 ・J.シベリウス:交響曲第4番作品63

    *****休  憩*****

 ・D.ショスタコーヴィチ:交響曲第12番作品112「1917年」

何と!あの田部井さんのコンサートがあったんです。
しかもこのプログラムのシブいこと! 
こんな機会はこれからそんなに多くはないと思い即決しました。
最初のニールセンは全く聴いたことがありませんでしたが聴いていてとても気持ちがよかったです。シベリウスとショスタコーヴィチは私の好きな作品でしたのでとても楽しみにしていました。とにかく両曲ともナマで聴くことが出来たのがとてもうれしかったです。特にショスタコーヴィチはものすごい迫力の名演奏で終演後は会場のあちらこちらから「ブラヴォ!」の声がかかっていまいた。本プログラムだけでちょうど2時間となってしまいましたのでアンコールはなかったですが今日も各作品の素晴らしさを堪能させていただき大満足でした。

author:マグネット(magnet), category:コンサート, 22:50
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札幌土産

札幌生活3日目。←電波少年か(笑)

とりあえずお土産ゲット。

その名は「じゃがポックル」。



しかも2箱(10袋入り×2)!!

慢性的に品薄状態で入手困難な製品です。

今日運良く入手出来ました!

当然一人で楽しみます。←ヤなやつ(笑)

1箱は実家の家族に持っていきます。

author:マグネット(magnet), category:日々のこと, 21:31
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やっぱり寒い

札幌2日目。

今日は朝から雪が降ったり止んだり晴れたり曇ったりで猫の目のような天気。

寒さは昨日より厳しかったです。

お客様のお話を聞くと、これでも昔より雪はかなり減ったとのこと。

いや〜、本当に驚きの連続です。

でも今日はジンギスカンを堪能しました。←Mさんへの当てつけ(笑)

author:マグネット(magnet), category:日々のこと, 21:21
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ひえぇ〜

今日から札幌に来ているんですが・・・

とっても寒い〜〜〜

完全に冬です。

風邪引かないように気をつけよっと。。

author:マグネット(magnet), category:日々のこと, 21:06
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ベートーヴェン 後期3大ソナタ

 ベートーヴェンの3大ソナタといえば「悲愴」「月光」「熱情」が定番となっていて人気も高いですが、私は作品109、作品110、作品111の後期3大ソナタがアホなくらい大好きで最近よく聴いています。この3曲を組み合わせたCDを見つけると手当たりしだい買ってしまいます。で、これまでに購入した数は正確に数えたことはありませんがざっと60種類(全集を含む)くらいです。また、一人の演奏家が複数回録音しているのがいくつかあるのですがそれを聴き比べるのも中々興味深いです。アシュケナージやブレンデル、ルドルフ・ゼルキンは若いころの演奏のほうが素晴らしいと思いますし、アラウやグルダ、園田高弘は新しい録音の方が素晴らしいと思います。

これだけのCDがあれば玉石混在で、その多くはただ鍵盤を叩きまくっているだけの「残念!」な演奏です。もちろん素晴らしい演奏もたくさんあってリヒテルなど有名演奏家のものはさすがに安定した演奏を聴かせてくれますが、あまり知られていないCDでも心引かれるものがいくつかあり、特に印象に残っているのが3枚(多分全部廃盤)あります。どれも初めて聴いたときは「中々やるじゃん」みたいな感じでした。

●ウラディーミル・フェルツマン       ●アブデル・ラーマン・エル・バシャ
       

●ジョン・リル


ちなみに私のお気に入りベスト5は下記の演奏家のものです。
どれも素晴らしいものばかりですので順位は付けません。
●エリック・ハイドシェック
(作品109は1991年のケンプ追悼演奏会が特に素晴らしいです。pianovox盤は3曲とも素晴らしい!) ※残念ながら両方とも廃盤です。
    

●ウィルヘルム・バックハウス       ●フリードリヒ・グルダ
 (1960年代のステレオ盤)          (1960年代のamadeo盤)
    

●ウィルヘルム・ケンプ           ●ヴァレリー・アファナシエフ
 (1960年代のステレオ盤)         (2003年のサントリーホールライヴ)
    

author:マグネット(magnet), category:クラシック音楽, 23:32
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「ベルリンの壁崩壊」と「バーンスタインの第九」

昨日、「ベルリンの壁」が崩壊してちょうど20年を迎えました。
当時テレビのニュースでその模様を見たときはとても信じられない気持ちと同時に
ものすごい歴史的な瞬間を見ているのだということを強く感じました。
これによって冷戦が終結に向かい、戦わずして東西ドイツ再統一が実現しましたが、
再統一後も旧東西ドイツの経済格差が解消できていないなどの問題は残っているようです。

壁崩壊直後の1989年12月25日にこの「ベルリンの壁崩壊」を祝って東ベルリンで、
レナード・バーンスタイン指揮によるベートーヴェンの第九の演奏会が行われました。


ドイツグラモフォン 429861-2(輸入盤)

ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱付』
 ソプラノ:ジューン・アンダーソン
 メゾ・ソプラノ:サラ・ウォーカー
 テノール:クラウス・ケーニヒ
 バス:ヤン=ヘンドリンク・ローテリング
 バイエルン放送合唱団
 ベルリン放送合唱団メンバー
 ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団
 バイエルン放送交響楽団
 シュターツカペレ・ドレスデン・メンバー
 ニューヨーク・フィルハーモニック・メンバー
 ロンドン交響楽団メンバー
 レーニングラード・キーロフ劇場管弦楽団メンバー
 パリ管弦楽団メンバー
 指揮:レナード・バーンスタイン

「自由への賛歌」と題して発売されたCDで、東西ドイツと米英仏ソの混成オーケストラ、
東西ドイツの合唱団、独唱者も東西ドイツと米英の歌手という豪華なメンバーによる演奏です。混成メンバーの演奏でもありアンサンブルの乱れが散見されますが、記念碑的な演奏会の貴重な記録です。また、「Freude(歓喜)」を「Freiheit(自由)」に歌詞を変更して歌っていたりしてとても印象的な演奏です。

ちなみに私が所有しているのは1990年に発売された輸入限定盤で、
「ベルリンの壁の破片」がオマケで付いていました(ジャケット写真の右上のところ)
「ベルリンの壁の破片」はお土産として当時流通していたようですが、
中にはニセモノも含まれていたようです。このオマケの真贋についてはわかりません(笑)

author:マグネット(magnet), category:クラシック音楽, 23:47
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こんな日は・・・

今日は久しぶりにソフトボールの助っ人を頼まれて朝早くから行ってきました。
個人的には2打数1安打(2塁打)とまずまずでしたがチームは負けてしまいました

帰ってきてからは洗濯したり、音楽聴いたり、
寝たり、寝たり、寝たり(←寝てばっか)

それで久しぶりにソフトボールをしたので、
これに絡めて野球のことでも書こうと思ったら・・・

すでにtrefoglinefanさんが日本シリーズのことを書かれていて、
私の言いたかったことをほとんど代弁していただいている感じなので、
野球のことは書きにくくなってしまいました。

で、ヤケ酒とばかりに久しぶりにシャンパンを飲みながらこれを書いてます(笑)

明日、酔いが覚めてこれを読んだらきっと目が点になると思います(笑)

でもやっぱりシャンパン(Moet & Chandon)は美味しいです。

ということでとても眠たいのでもう寝ます

久しぶりの記事がこんなので本当にスミマセンm(_ _)m

author:マグネット(magnet), category:日々のこと, 20:16
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エフゲニー・ザラフィアンツ ピアノリサイタル

今日はこの秋一番の冷え込みでメチャ寒い中、
つくばノバホールへコンサートに行ってきました。



2009年11月3日(火) 開演15:00  
場所:つくばノバホール   
演奏:エフゲニー・ザラフィアンツ(ピアノ)
【プログラム】 
 ・ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番嬰ハ短調作品27-2「月光」
 ・リスト:ペトラルカのソネット第104番(巡礼の年第2年イタリアより)
 ・ショパン:ノクターン第2番変ホ長調作品9-2
 ・ショパン:ノクターン第8番変ニ長調作品27-2
 ・ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調作品53「英雄」

     *****休  憩*****

 ・バッハ(ブゾーニ編曲):シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より)
 ・ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番変ロ長調作品36(改訂版)

     *****アンコール*****

 ・ショパン:ノクターン第1番変ロ短調作品9-1
 ・ショパン:ノクターン第16番変ホ長調作品55-2
 ・ショパン:ノクターン第17番ロ長調作品62-1
 ・ショパン:ノクターン第18番ホ長調作品62-2

ザラフィアンツは2年前に室内楽のコンサートでたまたま聴いて以来興味を持っていたのですが、今日はじめてリサイタルに接することができました。
それにしてもお客様の少ないこと。6割弱といったところでしたでしょうか。
でも、客の入りとピアニストの実力が必ずしも比例しないところが面白いところで、
ザラフィアンツというピアニストの素晴らしさを堪能しました。

ベートーヴェンの「月光」はものすごいスローテンポでしたが、退屈することがまったくなく、
各駅停車の旅のような気分でした。まるでクレンペラーのベートーヴェンの交響曲のような感じです。第一楽章はまさにレルシュタープの「湖の月光の波に揺らぐ小舟」という表現がピッタリでした。第二楽章もベートーヴェンがゆっくりと散歩している後ろをついていくような気分でした。第三楽章は出だしが地中深くからマグマが噴出してくるような感じで楽章全体を通して重厚で迫力満点。

リストは曲をよく知らなかったのでザラフィアンツのテクニックと音色の美しさを楽しむ。

ショパンの3曲はとても素晴らしい演奏で、特にノクターンは「詩的」という言葉以外見つかりません。ザラフィアンツの演奏に終始うっとり。今日の中で一番の出来栄えだったように思います。「英雄」はとても華やかな演奏。

バッハはまずまずの演奏。特に後半がとても美しい音色で印象的。

最後のラフマニノフもよく知らない曲ですが、素晴らしいテクニックで情熱的な演奏。

アンコールはショパンのノクターンを4曲。これまた詩的でメチャクチャ美しかった!
やっぱりザラフィアンツはショパンのノクターンが得意なようです。
ザラフィアンツもまた「ピアノの詩人なのだ」という印象を強く受けました。

author:マグネット(magnet), category:コンサート, 20:18
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やっぱりイイ!! ハイドシェックの新録音

先日の東京日仏学院のコンサート会場で入手した
ハイドシェックの新譜を早速聴いてみました。


INTEGRAL INT 221.171

【収録曲】
 ・ハイドン:ピアノソナタ第59番
 ・ベートーヴェン:6つのバガテル作品126
 ・シューベルト:4手のための大ロンド作品107
 ・フォーレ:夜想曲11番、13番、10番
 ・ハイドシェック:5つのプレリュード(モーリス・クーランの詩による)
 演奏:ターニャ&エリック ハイドシェック

 ド素人の私には「とにかく素晴らしい!」と幼稚な感想しか書けませんが、
 一番いいなぁと思ったのはターニャ夫人とのシューベルト!
 先日、お二人の演奏を「最高の癒し」と書きましたがこの演奏も素晴らしいです。
 シューベルトのピアノソナタ第13番の第一楽章に似た何となく懐かしさを感じる
 美しいメロディがお二人によって愛情たっぷりに演奏されておりとても心地良いです。
 これまた最高の癒しというほかありません。
 お二人の演奏はラヴェル、ブラームスそしてこのシューベルトとこの1年で
 発売された録音はどれも素晴らしいので今後さらにたくさんの録音を期待したいです。

 ハイドンはまるでベートーヴェンの初期の作品を思わせる演奏で、
 ドラマチックな第一楽章、心に語りかけてくる第二楽章、自由闊達な第三楽章と
 ハイドシェックらしさが一番出ているような気がします。

 ベートーヴェンはハイドシェックの温かさと優しさを感じてしまうような演奏。

 フォーレは録音がリアルすぎて夢の世界からややかけ離れた感じですが、
 それでもやっぱり良いです(←結局幼稚な感じでスミマセンf^^;)

 ハイドシェックの自作は・・・やっぱり難しい。
 何度か聴いているうちに何となくわかるような気がしてきましたが多分気のせいでしょう(笑)

author:マグネット(magnet), category:ハイドシェックの録音, 23:40
comments(0), trackbacks(0), pookmark