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- NTTフィルハーモニー管弦楽団 第26回定期演奏会
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2009.10.31 Saturday
今日もコンサートに行ってきました。
2009年10月31日(土) 開演14:00
場所:ミューザ川崎シンフォニーホール(大ホール)
指揮:田部井 剛
演奏:NTTフィルハーモニー管弦楽団
【プログラム】
・P.デュカ:交響詩「魔法使いの弟子」
・M.ファリャ:バレエ組曲「三角帽子」第1組曲,第2組曲
*****休 憩*****
・J.ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
*****アンコール*****
・J.ブラームス:ハンガリー舞曲集第10番
指揮はあのハイドシェックのベストパートナー田部井さんです。
今日もとても素敵なコンサートでした。
田部井さんが大きな拍手に迎えられ登場。すると何やらコンサートマスターに耳打ち。
そして客席に向かって、「スミマセン、コンタクトがズレたので直してきます」と言って一旦舞台袖へ退場。観客に音楽の洪水を浴びせる前に観客から笑いの洪水を浴びてましたw
ミューザ川崎大ホールは元々舞台と客席との距離が近く感じるので会場全体が一体となりやすいように思うのですが、今日はこのハプニングでさらに会場の雰囲気が和やかになり演奏者と観客との距離がグッと縮まったように感じました。
田部井さんの指揮はいつものように作品の魅力をうまく引き出していました。
「魔法使いの弟子」は色彩豊かで目の前でディズニーの世界が繰り広げられました。
「三角帽子」はスペイン情緒豊かで情熱的な力強い演奏でした。
いずれも目の前にその情景が浮かんでくるような感じでした。
メインのブラームスの3番は歌心にあふれた見事な演奏というほかありません。
特に第2楽章、第3楽章の美しさが印象的でした。
アンコールのハンガリー舞曲集第10番も生き生きとした見事な演奏。
今日も心からコンサートを楽しむことが出来ました。
- ハイドシェック 東京日仏学院コンサート
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2009.10.30 Friday
いや〜、楽しかった、楽しかった。
本日の日仏学院でのハイドシェックのコンサートです。
2009年10月30日
東京日仏学院 18:30開演
【プログラム】
・ベートーヴェン:6つのバガテルOp.126
・ブラームス:「6つの小品Op.118」より間奏曲イ短調、間奏曲イ長調、バラードト短調
*****休 憩*****
・フォーレ:夜想曲第1番変ホ長調
夜想曲第11番嬰ヘ短調
・ドビュッシー:前奏曲集(曲名忘れました・・・すみませんm(_ _)m)
↑
前奏曲集第1巻より「音と香りは夕暮れの大気に漂う」 11/4加筆
【お助け姫現れる(笑) chachatさん、メルシーです。】
前奏曲集第1巻より「パックの踊り」
・ハイドシェック:ラ・マルセイエーズの主題によるパラフレーズ
フォーレ風、ドビュッシー風、クープラン風、
ラヴェル風、ストラヴンスキー風、プロコフィエフ風
*****アンコール*****
・ハイドシェック:5つのプレリュード(モーリス・クーロンの詩による)
・クープラン:フランス人気質またはドミノ(何と!全曲)
今日も何人かの顔見知りの方にお会いしました。
まずはいきなりハイドシェック本人です。
本番直前に学院内のカフェでリラックスしている様子。
お互いに久々(とはいっても先月会ったばかりですが)の再会を喜びました。
お次はchachatさんのお母様。そしてEYASUKOさんとご友人のmegumegu001さん。休憩時間にはシルクさんにも声をかけて頂き初めてお会いすることが出来ました。
本日の会場はコンサートホールではなく、小型の映画館のような感じの所でした。
会場内もフランス語が飛び交っていたりして雰囲気は満点です(笑)
後ろから2列目に座ったのですがそれでも前から5列目。
ステージまでメチャクチャ近くサロンコンサートのような感じでした。
響きは豊かではありませんでしたがその分細かい音がよく聴き取れました。
コンサート全体としては、会場の雰囲気もあったのですが、
アットホームな感じで演奏者も観客もとても寛いでいるように感じました。
私自身もとてもリラックスしていて、親戚のピアノの上手いおじさんが
ホームコンサートを開いてくれているような感覚でした。
ベートーヴェンは昨年の名演奏を思い出させてくれました。
時にはドラマチックに、時には優しく語りかけるような感じでした。
ブラームスは6曲の内の最初の3曲。
温かみのある音で歌うような演奏。
実際ハイドシェックも歌ってましたが・・・(笑)
フォーレは私にとっては今日のベスト演奏。
夢と現実の狭間を彷徨っているような
独特のフワフワ感が何とも心地よかったです。
ドビュッシーも素晴らしかったです。
特に「パックの踊りは」、ステージ上を妖精パックが自由自在に走り回ったり飛び跳ねているのが目に浮かんでくるような感じでした。
ハイドシェックの「ラ・マルセイエーズ」は演奏開始後いきなり止まってしまいました。
「昨日日本に着いたばかりで4時間しか眠っていないんだ」とか言ってました。
本当にハードなスケジュールのようでややお疲れのご様子。
気を取り直して演奏再開。ドビュッシー風のハイドシェックにしか出せない独特の響き。
プロコフィエフ風の「ラ・マルセイエーズ」と「ロメオとジュリエット&ピーターと狼」を見事に融合したセンスの良さ。どれをとっても「この世に一つしかない響きだなぁ」とつくづく思いました。
アンコールは・・・
まず、自作の「5つのプレリュード」。
先月のリサイタルのプログラムに組まれていた作品です。
凡人の私にはやっぱり難しいです(笑)
最後はクープランの「フランス人気質またはドミノ」。
以前のコンサートのアンコールでも聴いたことがあります。
その時は各曲の前に「ジュンケツ」「ハジライ」などと
カンニングペーパーを見ながら日本語で紹介しながら弾いていましたが、
今日はカンニングペーパーなしで英語で紹介しながら弾いていました。
時々日本語が入ってくるのがなんとも可笑しかったです(笑)
これまたとても素敵な演奏でしたが終曲の「絶望」の最後で疲れ切ってしまったのか
完全にもつれてしまいました。演奏後「最後は私の絶望だ!」と笑いをとって締めくくりました。
全部で1時間半。アットホームな雰囲気の中でとても楽しい時間でした。
そして、今日はさらに嬉しいことに新譜CDの即売会をやってました。
本日到着したばかりとのことで日本で一番早い発売だったのではないでしょうか。
とってもラッキーv(^^)v
ジャケット上部のキャッチコピーを見ると金婚式記念盤のような気もします。
INTEGRAL INT 221.171
【収録曲】
・ハイドン:ピアノソナタ第59番
・ベートーヴェン:6つのバガテル作品126
・シューベルト:大ロンド(4手のための)作品107
・フォーレ:夜想曲11番、13番、10番
・ハイドシェック:5つのプレリュード(モーリス・クーランの詩による)
演奏:エリック&ターニャ ハイドシェック
- またまたハイドシェックがやってくる(嬉)
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2009.10.26 Monday
つい先日ハイドシェックの日本ツアーが終わり、
「次は何時かなぁ」なんて考えていたら、
なんと!10月に予定されているじゃぁないですか!!
既に「エリック・ハイドシェック通信」をはじめ、
ハイドシェックファンの方々のブログにも紹介されていますが、
隊長として(笑)、一応紹介させていただきます。
エリック・ハイドシェック ピアノ・コンサート 概要
日時:2009年10月30日(金)18:30 ( 18:00 開場)
会場:東京日仏学院 エスパス・イマージュtel. 03-5206-2500
演目:
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126
ブラームス:「6つの小品 Op.118」より
間奏曲ヘ短調、間奏曲イ短調バラード ト短調
G・フォーレ:夜想曲第1番 変ホ短調 夜想曲第11番嬰ヘ短調
C・ドビュッシー:前奏曲第1巻&2巻より
E・ハイドシェック:ラ・マルセイエーズの主題によるパラフレーズ(ルジェ・ドゥ・リスルへのオマー ジュ)/フォーレ風、ドビュッシー風、クープラン風、ラヴェル風、ストラヴィンスキー風、プロコフィエフ風
入場料: 会員:3000円 一般:3500円 東京日仏学院にて好評発売中!
主催・お問合せ:東京日仏学院 03-5206-2500 www.institut.jp
協力:ヤマハ株式会社
仏の巨匠、エリック・ハイドシェック ピアノ・コンサート
フランス政府公式機関の東京日仏学院(院長ロベール・ラコンブ、所在地:東京都新宿区)は、2009年10月30日(金)、フランスのクラシック音楽界の巨匠、エリック・ハイドシェックのピアノ・コンサートを開催します。
世界中で演奏活動を行い、国際的キャリアの頂点にいる、この偉大なピアニストを東京日仏学院の寛いだ雰囲気の中でお迎えし、今回はハイドシェック作曲の有名な「ラ・マルセイエーズの主題によるパラフレーズ(ルジェ・ドゥ・リスルへのオマージュ)」も演奏されます。
エリック・ハイドシェック:1936年、フランスのランスに生まれる。アルフレッド・コルトーやマルセル・シャンピに師事。多くの録音を残し、「レコード大賞Grand Prix du Disque」や「ディアパゾン・ドール賞 Diapason d’Or」も受賞。1968年の初来日以来、日本でも多くの人を魅了し続ける。
(プレスリリースより)
何といってもこのプログラムの魅力的なこと!
これを聴き逃す手はないです。
座席数は108と少ないので早い者勝ちです!!
と、これだけ書いてもあまり面白くないのでさらに少しだけ別の情報を加えます。
東京日仏学院ではカルチャーマガジン「アンコール」を発行しているのですが、
中身は多種多様な文化イベントの紹介でとても充実した内容となっております。
日本語とフランス語を併記してあるのでフランス語の勉強には持って来いです(笑)
最新号にはこのコンサートの案内がされている他、ハイドシェックの名盤を次々とリリースしている「INTEGRAL社」の広告が掲載されていて、何と!近々ハイドシェックの新譜が出るとのことです。
【内容】
・ハイドン:ピアノソナタ第59番
・ベートーヴェン:6つのバガテル作品126
・シューベルト:ロンド(4手のための)作品107
・フォーレ:夜想曲集
・ハイドシェック:前奏曲集(モーリス・クーランの詩による)
エリック&ターニャ ハイドシェック
広告によれば2009年秋の発売となっていますので間もなくですね。
でもこれはフランスでの発売時期だと思われますので、
日本に入ってくるのは年末か年明けあたりではないかと勝手に思っています。
今からとても楽しみです。
- フランスを感じる街 神楽坂
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2009.10.26 Monday
どうも〜♪ 急に冷え込んできた今日この頃、皆様お元気でしょうか?
私は、この土曜日は工業団地のフットサル大会があったので、
幹事としての仕事をこなしてとても疲れてしまったのですが、
怪我人もなく何とか無事に終えることができてよかったです。
私は平日の朝は「めざましテレビ」をよく見ているのですが、2週間ほど前の「ココ調」で「神楽坂にはフランス人が多い」とかいうのをやってました。
神楽坂近辺にはかなりたくさんフランス人が住んでいらっしゃるそうです。
理由としては「学校や職場が近い」とか「買い物など生活がしやすい」などの現実的なこともあるようですが、「街並みがフランスに似ている」「伝統的な街並みが好き」とかいうこともあったりしてなかなか興味深かったです。なんでも神楽坂通りがどことなくフランスの香りを感じさせるようなのですが、私自身フランスには行ったことが無いのでよくわかりません(笑)
そして、坂下から見て右手は大正時代に繁栄していた花街だったそうなんですが、その路地がとても風情豊かで、日本の伝統を感じさせるその風景もフランス人にとっては魅力的なようです。さらに、地元の方々もフランス人にはとても好意的で、商店ではフランス語の案内もしてたりしてお互いに素敵な交流をしているようです。
神楽坂についてこちらのサイトで詳しく知ることができます。
実は先月の東京公演後にハイドシェックと一緒に神楽坂を散歩したのですがなぜかこの周辺に詳しかったので驚いてしまいました。
そのハイドシェックがいよいよ今度の金曜日にこの神楽坂から目と鼻の先の「東京日仏学院」でコンサートを行いますが何となくフランスの香りを感じることが出来るような気がしてとても楽しみです。2日後の日曜日にはココでもミニコンサートをするようですがこちらは既に満員のようです。
- 最高の癒し♪ ハイドシェック・デュオ
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2009.10.17 Saturday
毎年のことなんですが、10月は、
”忙しい〜! キツイ〜! 疲れた〜!”
という言葉が頭の中をメリーゴーランドしてます(-_-;)
こんな時は音楽を聴くのが私にとっての最高の薬で、ハイドシェック独奏のバッハやヘンデルを聴くのもいいですが、最近の一番の特効薬が「ハイドシェック・デュオ」の演奏です。
ハイドシェック・デュオはEMI、カシオペ、アンテグラル、キングインターナショナルなどにいくつかの録音があります。
どれもお二人の素晴らしい人柄が反映された名演奏でシューベルトやフォーレ、ラヴェルなどは本当に癒されます。実際、ご夫妻の人柄は本当に素晴らしいです。
エリックの優しさと気の使い方は超一流で、本当に教えられることが多いです。
昨年はターニャさんに接する機会もあって、特にサントリーホールでかけて頂いた言葉が印象的でした。chachatさんが同時通訳してくださったのですが、通訳していただく前にターニャさんの気持ちが直接心に伝わってきて、その慈愛に満ちた言葉の一つ一つに感動のあまり涙が溢れそうになりました。
こんなお二人の愛情に満ちた演奏は子守歌をきいているような安心感があって心がとても落ち着きます。最近、お二人のシューベルトとフォーレ、ラヴェルをライヴで聴いてみたいと強く思うようになりました。
そういえばこのお二人、来年は金婚式だそうです。
心から祝福したいと思います。
- ネタがねぇ〜
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2009.10.12 Monday
世の中は三連休で皆様それぞれ楽しまれたことと思いますが、
私はほとんど家に居りました。
そんでもって特に何かをしていたわけでもなく、
家でボーッとしてました(←普段からですね)。
とりあえずこの三連休でやった事といえば、
車のオイルとワイパーゴムを交換しに行ったことと、
スノーボードのエッジの調整をしてたくらいです。
スノーボードは昨シーズンの終盤に新しいボードを買いましたが、
エッジの調整をしていないままでしたのでちょうどよかったです。
野球は先週の敗戦で今シーズンの試合が終わりましたが、
今シーズンは春先に捻挫で全く試合に出れず、
復帰したら負けが込んでシーズン通して不完全燃焼な感じでした。
で、すでに冬場の楽しみスノーボードに心が行っているのですが、
早いところでは来週からオープンするゲレンデもあり今からわくわくしています。
今日はドイツで行われた「ルービックキューブ大会」で日本人の高校生が優勝したとの
ニュースがあり、それに触発されて久々に「ルービックリベンジ」にチャレンジしてみましたがあっさり玉砕。やっぱり無理でした。
ちなみに「普通のルービックキューブ」は6面揃えることができます。
いつかこの「ルービックリベンジ」を制覇したいと思います。
- 出張してます
- マグネットの野球日記2009.10.04&コンサート
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2009.10.04 Sunday
今日は久々に野球の試合に行きました。
本当は先月2試合あったんですがハイドシェックのコンサートと重なってしまったため
ハイドシェックを優先しました。監督、ゴメンナサイm(_ _)m
で、今日はメンバーも11人いて私自身野球の試合をしばらくやっていなかったので
ベンチスタートと勝手に思っていたのですが、なんと!9番ファーストでスタメンでした。
結果は残念ながら10−11で負けました
私の結果は・・・
4打席3打数0安打
第一打席はワンナウト・ランナー1塁で三振(スリーバント失敗)。
第二打席はワンナウト・ランナー3塁でピッチャーゴロ(スクイズ失敗)。
第三打席はワンナウト・ランナー1、3塁でピッチャーフライ。
第四打席はツーアウト・ランナー2,3塁でフォアボール。
やっぱりしばらく打席に立っていないので感覚が完全に狂ってました(>_<)
それから今日はコンサートに行く予定もあったのですが、
試合が思いのほか長引いてしまったため途中で抜けさせてもらおうと思いましたが、
結構緊迫したゲーム展開でスタメン出場としての責任もあったので言い出せませんでした。
試合後に行ったコンサートは下記のコンサートです。
ニュルンベルク交響楽団
指揮:宮城敬雄
ピアノ:オリバー・トリエンドル
一橋大学兼松講堂 14:00
【プログラム】
・ワーグナー:「ニュルンベルグの名歌手」前奏曲
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
−休憩−
・ベートーヴェン:交響曲第7番
◎アンコール
前半
・シューマン:詩人の話(子供の情景より)トリエンドルによるピアノソロ
後半
・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
・メンデルスゾーン:結婚行進曲
・山田耕筰:赤とんぼ
前述の通り野球の試合が長引いたのでコンサートの開始には間に合わず、
私が会場に到着したときには「皇帝」の第三楽章が漏れ聴こえてきました。
中々の演奏だったように思います。アンコールのときに会場内に入ることができましたがこのシューマンの演奏がなかなか美しかったです。それだけに「皇帝」を聴き逃したことが本当に残念です。
そして、ベートーヴェンの7番。安定感のある演奏でしたがただそれだけという感じでした。
それよりもアンコールのブラームスが素晴らしかったです。
メンデルスゾーンは生誕200年を記念しての演奏。
最後の「赤とんぼ」は会場のお客様と一緒になっての合唱となりました。
ところで、指揮者の宮城敬雄氏は、帰ってきてから知ったのですが、
1944年生まれの65歳で、指揮の勉強を始めたのがなんと!50歳。
そして今回のコンサートはデビュー40回記念コンサートだそうです。
本当に恐れ入ります。
- 田部井剛さん
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2009.10.03 Saturday
田部井剛さんは先月のハイドシェックの藤岡公演でカメラータジオンを指揮した指揮者です。田部井さんはハイドシェックが「ヤング・トスカニーニ」と讃えるほどの才能の持ち主で、
藤岡公演でも見事な指揮ぶりで公演を成功に導いた立役者の一人です。
※藤岡公演の記事中の写真で左側に写っているのが田部井さんです。
舞台上では常に真剣勝負!その指揮姿はとてもカッコイイです。
舞台から降りた普段着の田部井さんは人柄も本当に魅力的でとても気さくでお茶目な方です。田部井さんの実演には何度か足を運んでいて藤岡公演の他今年の7月に接しましたが、その誠実な指揮ぶりに好感を持ち音楽の素晴らしさをたっぷりと堪能しました。
その田部井さんが指揮するコンサートが今月予定されているので紹介します。
●NTTフィルハーモニー管弦楽団 第26回定期演奏会
・日時:2009年10月31日(土)
開演14時00分(開場13時20分)
・場所:ミューザ川崎シンフォニーホール(大ホール)
・指揮:田部井 剛
・演奏:NTTフィルハーモニー管弦楽団
・曲目:
J.ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
P.デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
M.ファリア:バレエ組曲「三角帽子」第1組曲,第2組曲
詳しくはこちらをご覧ください。
なんと!シルクさんが言われるところの「謎のコンサート」の翌日ですね(笑)
ミューザ川崎の大ホールもとても素晴らしい音響ですので、
オーケストラの魅力を存分に味わうことができると思います。
今回もきっと素晴らしい演奏会になることでしょう。
お時間のある方は是非足を運んでいただきたいと思います。
田部井さんのCDもいくつか紹介したいと思います。
まず8月に紹介したハイドシェックとの2005年の日本でのライヴ録音があります。
そして2006年にプラハでスタジオ録音したモーツァルトの交響曲第40番、41番。
スタジオ・フローラ B-2704 2006年11月 プラハ・ドモヴィナスタジオ
【内容】
モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
交響曲第40番ト短調K.550
【演奏】
田部井剛指揮/ターリッヒ室内管弦楽団
※オーケストラの鳴りっぷりが抜群で聴いていて心地いいです。
歌心もあふれていてとても素晴らしいモーツァルトだと思います。
そして田部井さんはピアニストとしてもかなりの腕の持ち主だそうなんですが、
ピアノの演奏も聴いてみたいなぁと思ってCDを探しましたがありませんでした。
が、チェンバロを演奏しているCDを発見したので購入してみました。
ハーモニー HCC-2049 2009年3月24&25日 小出郷文化会館
【内容】
W.ギーガー:・・・そして石だけが残った・・・・
D.ツィポリ:ソナタ イ長調
G.F.ヘンデル:ソナタ イ短調
J−B.ルイエ:ソナタ ニ長調
W.ギーガー:コントラバスとチェンバロのためのラプソディ
【演奏】
白土文雄(コントラバス)
田部井剛(チェンバロ)
※コントラバスとチェンバロという珍しい組み合わせです。
コントラバスの重低音がものすごい迫力です。
それに田部井さんのチェンバロがうまく絡んでいます。