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HJリム 2015
今年もHJリムの来日公演があったので行ってきました。
これで3年連続の来日です。






◆8月21日(金)東京芸術劇場
【プログラム】
チャイコフスキー
 ・ピアノ協奏曲第1番
 下野竜也(指揮)
 読売日本交響楽団

◆8月26日(水)ザ・シンフォニーホール
【プログラム】
ベートーヴェン
・ピアノソナタ第8番「悲愴」
・ピアノソナタ第21番「ヴァルトシュタイン」
・ピアノソナタ第14番「月光」
・ピアノソナタ第23番「熱情」

 H.J.リム(ピアノ)

いやぁ〜、どちらも凄かった!シンフォニーホール(大阪)へは夏休みをずらしてまで行ってきましたが、行った甲斐がありました。
はっきり言って日本中を追っかけするピアニストはハイドシェックとこのHJリムくらいです。
プログラムは昨年と同じで、昨年も物凄い演奏に感動しましたが今年はさらにその上を行く演奏でした。
もうこれ以上何も言うことはございませんというか言葉が出てきません。
次回の来日を鶴首して待つのみです。
author:マグネット(magnet), category:HJリム, 19:25
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HJリムのこと
HJリムについてはここを見ていただければ大体わかるのですが、コンクール嫌いでyoutubeをきっかけにCDデビューした異色の経歴です。デビュー盤「ベートーヴェン ピアノソナタ全集」を初めて聴いた時の衝撃はとても言葉では言い表せません。驚きの連続でした。CDを聴いてこれだけ心に熱いものが湧き出てきたのは本当に久しぶりです。他にも若手ピアニストではブレハッチ、ユジャ・ワン、ユンディ・リ、ランラン、カンカンなどのCDも聴きました。皆確かにものすごいテクニシャンで素晴らしい演奏をしているのですが何かちょっと物足りないという印象を受けていました(ライブに接すれば印象が変わるかのしれませんが)。その物足りさを全く感じさせなかったのが唯一HJリムでした。



そして、昨年私が半年間仕事を休んでいた際にリムのコンサートがあることを知り行くことにしました。

ベートーヴェンのソナタ全曲を8回のコンサートで弾くというものです。私は7回のコンサートの接することが出来ましたがCD以上に興奮しました。若手で今時こんなに自由に生き生きと振る舞っているピアニストも珍しいような気がします。ただ、自由すぎる演奏スタイルゆえ好き嫌いの生じるタイプのピアニストだと思います。私は圧倒的に支持してしまうタイプです。実際に演奏を聴いていただくのが手っ取り早いのですが、youtubeにいくつかアップされてますので興味のある方は聴いてみてくださいませ。
 
author:マグネット(magnet), category:HJリム, 22:36
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HJリムの凄演
前回HJリムのモーツァルトの協奏曲を聴きに行った感想を書きましたが、11月下旬から12月中旬にかけてHJリムのコンサートがあったので行ってきました。




◆11月22日(土)第一生命ホール
【プログラム】
ベートーヴェン
・ビアのソナタ第8番「悲愴」
・ピアノソナタ第21番「ヴァルトシュタイン」
・ピアノソナタ第14番「月光」
・ピアノソナタ第23番「熱情」

◆11月30日(日)サントリーホール
【プログラム】
チャイコフスキー
・ピアノ協奏曲第1番
垣内悠希(指揮)
東京都交響楽団

◆12月12日(金)ヤマハホール
【プログラム】
J.S.バッハ
・平均律クラヴィーア曲集第1巻

H.J.リム(ピアノ)

いやぁ〜、どれもこれも凄かった!音楽がたった今生まれたような新鮮さ!リムの演奏は生命力に溢れています。

ベートーヴェンは快速テンポで音のドラマが心に語りかけてくるし、チャイコフスキーはエキサイティング。バッハは「これバッハ?」というような斬新な演奏でした。

次回の来日が楽しみです。
author:マグネット(magnet), category:HJリム, 23:26
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ノリントン×チューリッヒ室内管弦楽団
先々週の10月2日にいずみホールへノリントン×チューリッヒ室内管弦楽団のコンサートに行ってきました。


【プログラム】
モーツァルト
・交響曲第1番変ホ長調K.16
・ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
・交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」

サー・ロジャー・ノリントン(指揮)
チューリッヒ室内管弦楽団
HJリム(ピアノ)

この演奏会では「音楽は楽しい!」ということでした。
ノリントンのユーモア溢れるパフォーマンスもそうなんですが、とにかく演奏者が楽しそうにではなく楽しんで演奏しているのが伝わってきました。また、弦楽器にヴィブラートをかけない奏法で濁りのない美しい音にも酔いしれてしまいました。

しかし、私の本当のお目当てはピアノ協奏曲のソリストHJリムでした。私の中では若手のピアニストでダントツのイチオシです。雑誌のインタビュー記事を読んで興味を持ったのですが、デビュー盤であるベートーヴェンのピアノソナタ全集に衝撃を受け、その後聴いたライブではさらなる衝撃を受けることになりました。
とにかくスケールが大きく、快速テンポで駆け抜けていくのですが、しっかりと心に語りかけてくるという類まれな才能持った人です。今回のモーツァルトもノリノリでやりたい放題。終始ゾクゾクしっぱなしでとても楽しかったです。

このピアニストについてはいずれ詳しく書こうと思っています。
 
author:マグネット(magnet), category:HJリム, 14:40
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